ドラゴンボールZ 神と神
2014年04月18日 14:05
今までのドラゴンボールZは結局、最強を決める物語で強さ最強だけが
もてはやされる世界でそのせいで数多くの魅力あるキャラが後半酷い扱いを受ける色々考えらせられる作品だったんですよね。
インフレバトル世界では数話前までの大ボスで苦労して倒した
セルがぱっと出のオリキャラのパイクーハンに雑魚扱いされ、えっ?と思うほど
バトルものとしては酷かったと思うんです。
本作ではそんな最強路線に限界を感じたのか、最強を決める物語ではなく
悟空がなぜ強くなりたいのかにテーマ性がおかれている。
今作のボス格のビルスは悪い敵という扱いでなく
サイヤ人に対してあまり好感を持っていない神様という設定で
超サイヤ人ゴッドと戦うために長い睡眠から目覚める話、悪い奴て感じじゃないのはいいと思う。
ビルスと悟空の対決も悟空の強い奴と戦いたい気持は伝わってくるし
そんな悟空をあざ笑うビルスもいいキャラをしていて二人のバトルは見ごたえはあった。
セル編以降の扱いが悪かったフリーザをやたら持ち上げていて名誉回復を狙っている感じがありますが
その辺は旧キャラを大事にしようとする公式の姿勢は好感が持てます。
初期のころのピラフ達を登場させてギャグ要員したり悟空に対してトラウマを見せたのは面白かった。
べジータの扱いもバトルの扱いは酷いんですがべジータらしくて納得かな
悪い所というか超サイヤ人3より上のサイヤ人の形態があるのは個人的には好きになれないし
シェンロンが話した超サイヤ人ゴッドの伝説は後付け感がパンパない所は気になった。
評価は「とても良い」気になる部分はあるが強いだけでなく、なぜ悟空が強くなりたいかにテーマにしたのは評価
ただしドラゴンボールZにしては子供向けになり過ぎていてシリアスは期待出来ないので
今までのドラゴンボールZの映画ファン向けではないですね。
2013/10/20 最高(+3 pnt) [編集・削除/削除・改善提案/これだけ表示or共感コメント投稿/]
by mosukuwa (表示スキップ) 評価履歴[良い:1369(57%) 普通:461(19%) 悪い:556(23%)] / プロバイダ: 16515 ホスト:16546 ブラウザ: 5386
新しいドラゴンボール映画で、ほとんどはコミカルタッチ。
初期ドラゴンボールのようなお笑い路線でありながら、しっかりとかつての設定も拾い、多少の矛盾を孕みつつもしっかりと笑える出来になってて素晴らしいですね。
個人的にはこれまでの劇場版作品で一番好きだし、鳥山明の作風ってシリアスでもギャグでも両方楽しめるなーと思いました。
予告の感じから、てっきり今までと同タイプの映画だと思ってたんですが、これまでと全然気色が違った。
震災があったから、ドラゴンボールで元気になってもらおうという鳥山さんの意向のようですね。
まず、本作の敵であるビルスが「敵」でありながら、「ガチ」ではないのが良いですね。
もうコイツは徹底的に最強なんですが、それでも何かギャグキャラ寄り。
地球ライフを普通に満喫しながら、破壊神として地球を破壊しようか破壊しまいか迷ってる…みたいな部分が、このベジータが焦るコントのような内容に繋がっていて、なおかつ各キャラに一定の見せ場を作っているのが良い。
彼を刺激しないように媚びたり踊ったりするベジータの姿には、笑いながらも「地球のためにここまでできるなんて随分変わったんだなぁ」なんて感慨深い想いに駆られます。
ベジータのキャラ崩壊も、ただのキャラ崩壊ではなく、こうしてちゃんとした意味があると素晴らしいですよね。
こんな状態でも、ブルマが殴られた時にはビルスに怒って戦う…というベジータらしさが垣間見えたのも好感が持てました。
かつてのサイヤ人の罪に関して、悟空が「ひでえなあ」とベジータの方を向いて言った時に「しーっ!」と言うのはただのギャグシーンでしょうけど、まあこれは今さら真剣に悩んでも仕方ないですしね(笑)。
ジャンプフェスタのアニメとか色々あったので、あんまり久々の映画という感じではないかもしれませんが、一応全国公開では久々の映画化。
個人的に「改」とか「エボリューション」とかジャンプフェスタのやつとかゲームとか…最近のドラゴンボールの展開は「GT」以上にアレな感じがしてましたが、今回の映画で「まだまだ行けるじゃん!ドラゴンボール!」と思いました。
更に最近完結した「銀河パトロール ジャコ」もかなり面白かったと思うし、鳥山明の描く独特のギャグはやっぱり今のドラゴンボールに必要なのかなと思います。コレクションしますこれからも!!